・バキュームチャンバ フロートチャンバ パイロットスクリュ ジェット類の整備はキャブレータを分離する必要はありません。
・各キャブレータのパーツは互いに交換してはいけません。元のキャブレータに正しく取り付けましょう。
・部品は元の位置に取り付けられるように各キャブレータごと区別して整理しておきましょう。
単体キャブレータ分解図
バキュームチャンバ分解
スクリュを外し、バキュームチャンバカラーを取り外す。
スプリング バキュームピストン/ダイヤフラムを取り外す。
ピストンがキャブレータボディ内で滑らかに引っかかりなく作動するかを点検します。
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ジェットニードルホルダを反時計方向に回し取り外す。
※注意
・ダイヤフラムを損傷させないように注意して下さい。
・ジェットニードルを押して取り外さないで下さい。
ここから始まる点検を必要に応じて交換しましょう。
・ジェットニードルの段付き磨耗
・バキュームビストンの損傷
・ダイヤフラムの損傷 ピンホールなどは負圧室の気密を損なうので充分に確認点検をしましょう。
組み立て
スプリングをジェットニードルホルダに取り付ける。
ジェットニードルをバキュームピストン/ダイヤフラムに取り付ける。
ジェットニードルホルダをバキュームピストン/ダイヤフラムに取り付けて、時計方向に回しロックする。
バキュームピストン/ダイヤフラムをキャブレータボディに取り付けます。
ダイヤフラムのリップ部をキャブレータボディの溝に合わせバキュームピストンを保持する。
・ダイヤフラムを噛み込まないように注意しましょう。
・バキュームチャンバカバー取り付けの際にダイヤフラムリップ部が外れないようにスプリングを曲げずに徐々に圧迫しながら取り付ける。
スクリュを取り付け確実に締付ける。
他のキャブレータも同様に点検しましょう。
フロートチャンバ分解
スクリュを外しフロートチャンバ Oリングを取り外す。
フロートピンを外し フロート フロートバルブを取り外す。
ジェット類は柔らかい真鍮材質で作ってるので取り扱いには注意すること。高額な部品ですので慎重に。
メインジェット ニードルジェットホルダ ニードルジェット スロージェットを外します。
パイロットスクリュは組立て工程の段階で管理調整されてるのでキャブレータオーバーホール以外で外す必要はありません。
パイロットスクリュを完全に締め込んだ位置までの回転数をメモ帳などに記録してパイロットスクリュ スプリング ワッシャ Oリング各部品を外す。
シート面を傷めますのでパイロットスクリュは強く締め込まないこと。
・フロートバルブの損傷 変形 フロート内の燃料の侵入
・フロートバルブ バルブシートの傷 詰まり 損傷
・バルブとシートの当たり面の磨耗 汚れ
※磨耗、汚れがひどい場合はバルブとシートとの密着が不完全になり油面上昇、オーバーフローなどを起こす原因になるので必ず交換する。
ジェット類の磨耗 損傷 変形を点検する。
各ジェット ジェットホルダを洗油で洗浄して圧縮空気で洗浄する。
パイロットスクリュ
パイロットスクリュのニードル部の損傷 変形は交換
スプリングの損傷 へたってる場合は交換
メインジェット ニードルジェットホルダ ニードルジェット スロージェット パイロットスクリュ スプリング ワッシャ 新品のOリング各自の部品を取り付ける。
・パイロットスクリュはシート面に軽く突き当たるまで締め込み、分解時に記録した回転数だけゆるめる。
・パイロットスクリュを交換した場合は調整する⇒パイロットスクリュ調整
フロートバルブ フロート フロートピンを取り付ける。
・フロートレベルの点検は、フロートバルブ フロートの点検を行った後に作業する。
・フロートレベルゲージはフロートチャンバ取り付け面に対し垂直かつ、メインジェットの位置で使用する。
フロートバルブとフロートのリップ部が軽く接する位置でフロートレベルを測定する。
フロートレベル:18.5mm
フロートレベルが不良の場合は、フロートバルブ バルブシートの状態を点検する。必要ならば交換をします。
新品のOリングをフロートチャンバの溝に取り付ける。
フロートチャンバを取り付けて、スクリュを確実に締付ける。
これでキャブレータ1基分の点検調整は終了です。残りのキャブレータも点検しましょう。
リフレッシュしたキャブレータは一味違うパフォーマンスをしてくれます!がんばってチャレンジしてみてくださいね!!
次の作業はキャブレータ組み合わせ手順 です。
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